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福岡県北九州市を中心に運命鑑定を行っています志水佑旭(しみずひろあき)です。
昭和の50年代に生まれ、平成から令和と生きていく中で「現在の令和の常識は果たして本来の日本の常識であったのか」ということに疑問と興味を抱き、身を捧げるつもりで約20年間務めた保育という幼児教育の道から運命學の世界に飛び込んでいきました。
日本の運命學の歴史を辿ると、歴史ある蔭に運命學ありということがよく言えると思います。古くは日本最初の天皇である神武天皇の神話にも日本建国に関わった霊鳥の金鵄が、実は軍學としての運命學と大きく関係していると言えたり、邪馬台国として国を治めた女王卑弥呼も鬼道という運命學を用いて政を行ったりしていました。同時期の中国でも三国志で有名な諸葛孔明が運命學の方位術の1つである奇門遁甲を軍學として用いています。
5世紀になり儒教の伝来、そして遣唐使による仏教の伝来【天台宗(最澄)と真言宗(空海=弘法大師)】により現在に繋がる神道と仏教の考えの基礎ができあがります。仏教と軍學としての運命學との密接な関係はその後、元寇や室町時代後半のキリシタン尖兵による他国からの侵略を防ぎ、徳川家康の天下統一を支え、後の260年間の泰平の世の基盤を築いた上で江戸時代の終わりまで続きます。
明治以後の日本は激動の時代を迎えます。武家社会が終わり、国の政治を担っていた運命學が一般の人に解放されると共に権威を失い大衆化し、霊感商法や洗脳技術として悪用され影響力を次第に失っていきます。仏教の考えも、菩提寺が管理していた戸籍などを国に集中させ密接であった宗派の考えと共に切り離されていきます。家を守る戸籍の考えも、新戸籍という形で永続性の無いものに切り離され、養子を入れてまで名を残そうとするような考えはなくなっていき、親族はもちろん両親やきょうだいへの思いも薄くなっていきました。お墓も、異常なまでの都会への一極集中型社会となり土地の確保の問題で、一人一墓ではなく、狭い敷地の一つのお墓に代々ではいる形に、都合が良いからと変わっていきました。現在では墓守をする人がいない、金銭的な出費や人的負担などの軽減目的で、墓を持たずに納骨堂で永年供養してもらったり、樹木葬、海洋散骨など、故人や先祖を捨てていると変わらなかったりすることが主流になろうとしています。
「それも時代の流れだよ」という一言で片づけられない問題が令和の世にあふれているのを、根本である幼児教育を担っていた一人だからこそ実感する場面が多くありました。制度上の問題や社会の影響も関係しているとは思いますが、1クラス単位でも不登校だったり、気になる子どもの人数が決して少なくないという状況。ある人は「昔もこれくらい居たけど、今みたいに気がついてもらえなかっただけだよ」と言いますが、果たしてそうでしょうか?
気になる子が生まれてくる要因の一つとして、運命學の考えが大きく影響していることが次第に分かってきています。何も悪いことをしていない子どもたちが生きづらい世の中を過ごさないといけない令和の世を少しでも良くしていくのは、これからの私たちしかいないのではないでしょうか?
令和の世に蔓延る「今だけ金だけ自分だけ」という考えではく、本来の日本人の心を再確認できるよう、運命學を通じて働きかけていきたいと思います。また「どうして良いのかわからない」と先の見えない状況に不安を感じている方々に、運命學がきっとお役に立てることがあると思います。
ぜひご連絡頂けたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。
癸卯年九月吉日
運命開運學會 鑑定師 志水佑旭